選べるお墓のシステム
お墓を建てるかどうか迷っている方に─お墓を持たない方法
お骨上げに立ち会われたことがある方はご存じだと思いますが、川西市ではお骨の半分以上を拾わずに帰ってきます。ですから、このあたりの方のお墓にはお骨のごく一部しか入っていないのです。
「手元供養」といって少しだけのお骨を自宅でお祀りしている方も近年増えてきています。
また、一心寺や四天王寺、中山寺や各宗派のご本山に納め、お墓を作らないという方もあります。
岡本寺では先代32世金子正惠大和尚が、「のど仏」を本堂に納めることを推奨しておりました。納めていただいたお骨で骨仏を作る計画でした。そこで仏師・川口圭太師に相談したところ快く引き受けてくださいました。
既に本堂には100体余りの「のど仏」が納骨されています。この「のど仏」がやがて骨仏に生まれ変わろうとしています。
以上のことを踏まえて岡本寺から、下記のようなご提案を致します。
岡本寺からのご提案「①骨仏・②預骨・③位牌」
「お墓を建てるのは無理だ」、「お墓を建てるかどうか、今すぐは決められない、考える時間が欲しい」、「お位牌をお祀りできなくなった」などでお悩みの方に次のような方法をご提案させて頂きます。またこれ以外にもご希望があればご相談ください。一緒に考えさせて頂きます。
- ① 骨仏(こつぶつ)
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○のど仏1体:10万円
お墓を持つことが困難だという方にお勧めです。のど仏を本堂に納めて頂きます。将来、川口圭太仏師により骨仏に生まれ変わります。骨仏完成時期は未定。
- ② 預骨(お骨の預かり)
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○1霊お預かり:初めに2万円/その後は管理料として、毎年1万円
「お墓を作るかどうか」迷っておられる方、転勤などでどこに居住するか分からないので「今、お墓を作られない」方など、お墓をどうするかで悩み、「いつまでもお骨を家に置いておくのはいけないのではないか」と悩んでいらっしゃる方におすすめです。預骨とはお墓を建てるまで、あるいは、お骨の落ち着き先が決まるまでの期間、お骨を本堂で一時預かりすることをいいます。毎日の読経、線香、花(ヒサカキ)の供養、お墓がわりに本堂のお骨預かりのところへお参りすることができます。
- ③ お位牌の永代供養
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○1霊10万円
仏壇やお位牌の扱いについて跡取りがいなくなって困っている、あるいは将来その可能性がある方もご相談ください。
お位牌の永代供養は、1霊10万円が基本ですが、複数のお位牌がある方が多く、負担が大きくなると考えられます。複数の場合はご相談させていただきます。「永代祠堂」の棚にお位牌がご家族ごとに並べられています。毎日の読経、線香、花(ヒサカキ)の供養、大施食会での供養があります。また、お仏壇代わりに拝みに来ていただけます。